スクラム式勉強法を開始したのが昨年の11月下旬あたりだったと思うので、約3カ月半が経過しました。引越しのバタバタで通常通りにできなかったことや、やはり子供なので気持ちにブレがあり、上手くいかない日もあったのですが、週末含めて基本的には毎日継続することができました。今の状況としては以下のような感じかと思います。
- そろばん 9~10級くらい
- 暗算 8~9級くらい
- 掛け算 九九を一応習得
- 漢字 小学一年生の80字の習得(この先も、忘れては覚えて、になると思いますが)
成果については、日々アップダウンありましたが、ある日急激に伸びたりすることもあり、見ている分には楽しかったり、感心したりすることがとても多かったです。本人も一応概ね前向きな感じで取り組んでいるように見受けらました。毎日簡単に記録を残しているのですが、ポジティブなコメントが多かったです。しかし、やはり気分の乗らない日も少なからずあり、そのようなときは結果も出ませんでした。
これまでの取り組みを振り返ってみて、上手くいっていた日はどんな感じだったかをまとめてみます。
一緒にやる
子供が勉強に取り組み時、基本的に親は口出しをしないですが、横に座って見ていると子供の集中力は格段に上がると思われます。スマホをつついたりするのはNGです。基本的には口出しをしないのですが、子供のほうから回答の正否などのリアクションを求めてきたら、それに対して応じることで子供の気分も乗ってくるようです。
スクラムは、本来は自律、自己組織化を目指すものなので少し矛盾していると思われるかもしれませんが、ある程度までは並走したり、背中を押したりすることが大事だと思われます(特に相手は子供ですので)。自律という意味では、子供は、気分が乗ってくると自分から「横にいなくて良いから、ご飯の準備やっといて」など宣言し、その後も集中力を切らさず最後まで取り組むということも見られました。
特に休日は午前中にやる
これは平日でもそうなのかもしれないですが、特に休みの日は午前中にするのが良いと思われます。早い時間に終わらせておけば子供だけでなく親も残りの時間を気兼ねなく過ごすことができるようになります。そして、休日の夜を気兼ねなく過ごせたという経験は子供にとってもポジティブな印象として残るようで、平日など夜に開始するのに比べて、前向きに取り組むことができるように思われます。
また、そうは言っても途中から気持ちが乗らなくなるようなこともあると思います。そのようなときにも、開始の時間が早ければいったん中断するなどして気分転換をしてから再度取り組むというリカバリーもできるので、できるときはなるべく早い時間に開始するのが良いと思われます。
上手くいかなかったときは反省させる
こちらについては、一方的に「反省しろ!」というのではなく、何が問題だったか、なぜそうなったか、どうすればよかったか、次からどうするか、を一緒に話すのが大切と思われます。落ち着いて話をするのが無理な状態であっても、少し時間を置くなどしてから話をしてみてください。
何となくですが、この話し合いの結果として必ずしも有効な対策が出るわけではないように思われます。しかし、良くなかったことを一緒に話し合い、反省するというプロセスを持つことで、子供なりに自分をコントロールすることが徐々にできるようになるのではないかと思われました。
逆に、上手くいったときには、言葉と態度で思い切り褒めるようにしてください。
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