約2か月間に渡る学習の経過状況と、失敗とリカバリーについて2

スクラムを取り入れてからの二ヶ月間、それなりにうまく進められていると思っていますが、その過程では山あり谷ありで、うまくいかないという日も当然ありました。そして、これからもうまくいかないことはあると思います。今回はそのときのことを書きます。

最近で子供が一番ぐずったのは、漢字の書き取りのときでした。「火」の字を練習している際に、左右の点々と、真ん中の「人」の字が上下に離れすぎていたので、書き方の間違いを伝え、正しい書き方を教えました。しかし、すぐには直らず同じ間違えを繰り返す状態でした。

一字書いては間違っていることを伝え、書き方を教えるということを繰り返していたのですが、子供がとうとうそれを嫌がり、癇癪を起こし、ノートを投げる等の状態になってしまいました。私は、続行は無理と判断し、勉強道具を片付けることにしました。10分間の漢字学習を完了することができなかったという失敗でした。
しかし、リカバリーはしなくてはいけないと思ったので、子供に対して以下のことを伝えました。

  • 間違った字を何回練習しても、意味がないこと。時間も無駄になること。
  • 正しく書けるようになってほしいこと。
  • これからも、間違っているときは何度でも口を挟むということ。

何でも自分でやりたがるというのは、とても大切なことと思いますので、一方的、強制的に親の言うことに従わせるということは、基本的に避けるようにはしています。しかし、明らかに学習の妨げになっていることを本人任せにして放置する、というのはスクラムマスターとしても不適切と思われます。なぜそうしてはいけないのか、ということをきちんと伝え、後は淡々とその妨げとなっているものを指摘し、改善することを促す等の行為を続けることは子供が少し嫌がってもしなければならないと思います。もっとも、やり方、伝え方については子供にとって負担にならないようにしていかなければなりませんが。

こんな感じで、毎日が問題なく進んでいるというわけではないですが、子供に対して、親の自分がなぜ間違いの指摘などを繰り返すのかということ等をきちんと説明し、お互い理解するようにすれば、その後はそれ以前よりスムーズに進められるようになると思います。実際に、翌日以降は私からの間違いの指摘について子供は嫌がることはなく、それまでより素直に直すようになりました。間違いを放置し、子供に変な癖がついてしまうと直すのに時間がかかってしまうようなので、早めにやっておくのが良いと思います。ただし、先回りをして、間違えさせないようにするのは控えるべきと思います。

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