これまでの主な取り組み(年長からの勉強 タイムボックス)

年中くらいから算数やひらがなの書き取りを始め、スクラムをやり始める直前は、算数は100マス計算の足し算(1桁+1桁)などをしていました。それまでも、机に向かうとぐずったり、癇癪を起したりしていたのですが、いよいよその頻度が高くなり子供も親もかなり不幸な状態になっていました(子供が泣き、親はあきらめる感じ)。

当時は100マス全部を終えることを目標として、それにどれくらい時間がかかるかを計り、次回以降はどれくらい時間を短くできるかというのをモチベーションにしようとしていました。飴と鞭を使って頑張らせてみようとしたのですが、結局ほとんど効果がなく不機嫌な時間だけが過ぎていました。例えば、20マスずつ5回に分けてやってみるなども試みたのですが、それもやはり意味がなかったです(最初の20マスくらいであればできるが、2回目からやる気がない感じ)。 

やる気を出させるにはどうしたらよいかと考えてみて、スクラムの要素を少しずつ取り入れてみようと思いました。まず試したのはタイムボックスでした。それまではゴールを100マスすべて埋めることと設定していましたが、それからは決まった時間(10分間)の中で何問解けるかという方式に変えました。その効果はすぐに表れ、(集中しきれていない時間はあったものの)10分間ぐずったり、癇癪を起したりすることなく取り組むことができました。

3,4日間はそれほど成績(解いた問題数)は変わらなかったのですが、5日目あたりから大幅に記録を更新し、1週間程度で100問以上の問題を解くことができるようになりました。その後成果については1週間程度アップダウンがあったのですが(30問もできない日もあったり)、やり方を少しずつ改善することで安定して成果を出すことができるようになりました(これについては別で書きます)。 

タイムボックスを取り入れたことについて子供に感想を聞いたところ、時間がもったいないという感覚になり、問題を解くことに集中しようと思ったとのことでした。以前のやり方の時には、「全部終わったら残りの時間はアニメを見ていいよ」というようなことは再三言っていたのですが、その時には「時間がもったいない」ということを言ったことはなかったのでとても驚かされました。 

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